【ブーツライフ】レッドウイング #9011 ベックマン【お手入れ・メンテナンス】

2016年8月25日

ブーツライフ

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ついに我が家にもやって来たレッドウイング#9011ベックマンを早速お手入れしてみます。
特に難しいことはせず、一つ一つの作業は単純なものばかりです。
今回は以前大雑把に紹介した、私なりのお手入れ・メンテナンスの工程を「ためしてガッテン」(NHK総合で毎週水曜午後7時30分から放送中)の如く、少しゆっくりめに紹介していきます。

まず現状を確認します。
なおこのベックマンはヤフオクで買った中古です。
あまり使用感のない美品クラスの状態でしたので、本来ならここまでお手入れする必要はなかったかもしれません。
ただ前所有者がどんなお手入れを、いつ頃を最後にしたのかなどわかりませんので、あくまで念のためにしただけで、日常的なお手入れはここまでする必要はないと思います。
それではベックマンの登場です。

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この他のアングルは割愛しますが、前回の記事で少し載せてますので興味があれば、ご覧ください。

 

お手入れ(メンテナンス)開始です

どこが不味いというわけでもないのですが、まぁ履きジワが若干付いてるくらいのものでしょうか。
とりあえずまずは靴紐をはずして、ブラッシングですね。

1.ブラッシング

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それほど汚れていないように見えて、実はやっぱり埃っていつのまにか溜まるんですよね。
この程度はまだ全然マシですけどね。

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次の写真は向かって左側(右足)だけブラッシングした状態です。
まだ何もしていない左足と比べると、ほんの少しですがやっぱり差が出ますね。

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2.クリーナーで汚れを落とす

ブラッシングが終わったら、次はクリーナーで汚れを落とします。
何でもいいと思いますけど、今やレッドウイングに限らず靴の汚れ落としと言えばステインリムーバーが主流のようです。
私も使っています、ステインリムーバー。

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容器の中には透明の液体と白濁した液体が分離された状態で入っていますので、使う前には必ずよく振って混ぜ合わせてから使うようにします。
要らない布などに適量を取って、撫でるようにして汚れを落としていきます。
この時に力を入れてこすると布の生地や繊維などで革を傷めてしまいますので、気を付けてください。
そして次の写真はまた向かって左側(右足)だけ汚れを落とした状態のものです。

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何もしていない左足と比べると、艶がなくなっているのがよくわかりますね。
続けて左足の汚れも落としたら、次はお手入れの最大の難関、洗浄です。

3.水洗い洗浄

革靴を今まで洗ったことがない人は、まず「靴全体を水で均一に濡らす」という説明がわかりにくいかと思います。
ここはずばり言います。
濡らすと言うよりも、革に水を十分に浸み込ませてください
実際の写真も見てみましょう。

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「濡らすっていうのは、この写真くらいの状態かな?」とはじめての人は思ってしまいがちですが、これはまだまだ全然ダメな状態です。
浸み込んでいるところとそうでないところで、ムラがあるのが写真からわかるでしょうか。
このまま洗って乾かせば水染み確定くらいの勢いです。

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靴全体がこのように完全に水が浸み込んだ状態になってはじめて洗います。
ただ水の浸み込みにくい箇所が出てくることがあります。
具体的にどこが浸み込みにくいというものではありません。
個体差によってその部位も違ってきます。
この写真にしても横から見てみると、実はまだ浸み込んでいない箇所があるんです。

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このくらい大丈夫だろうとか、全然浸み込まない、もう無理、とここで投げ出してしまうと水染み確定です。
ひたすら根気よく水を浸み込ませてください。
水で濡らした布を押し付けてやるようにするといいですね。
こするとこれまた布の生地や繊維で革を傷めてしまいかねません。
この作業は早ければ30分くらいで終わることもあれば、片足に1時間以上掛かることもあります。
とにかく焦ってはダメです。

こうして完全に水が浸み込んだら、スポンジやブラシなど革を傷めないものを使ってサドルソープやレクソルといった水洗い用のクリーナーで洗います。
まぁこの作業は何も難しくないので写真は割愛します。
とりあえずたくさん泡立てて、優しく洗ってあげる、それだけです。

洗い終わったら乾燥させるわけですが、その前に履きジワを伸ばしてやります。
つま先のコバを押さえつつタン(ベロ)を引っ張ったり、いろいろします。
もちろんシューツリー(シューキーパー)は入れておきます。

あとは一日から二日ほど乾かします。
よく日陰の風通しのいい場所で、と言われますけど、都会のマンション暮らしにゃそんな場所ねーよ、という人は、夜のベランダか換気扇を回しっ放しにしたお風呂場で乾かすのがおすすめです。
夜のベランダに出す時は、朝には室内に入れるなどして直射日光が当たらないように注意しましょう。

4.クリームなどで保革する

私の場合は水洗いにレクソルのクリーナーを使っていますので、乾いてからコンディショナーを塗っています。
下の画像は乾いてから、さあ今からコンディショナー塗るぞっていう段階のものです。

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次にコンディショナーが乾いたら靴クリームを塗ります。
オイルドレザーのブーツであれば、靴クリームではなくミンクオイルを塗ります。
下の画像では左からデリケートクリーム、靴クリーム、ワックスとなります。

なおベックマンではミンクオイルは使いません。
レッドウイングと言えばミンクオイルでしょ、と思っている方もいるかもしれませんが、ベックマンに使われているレザーはオイルドレザーではありません。
ミンクオイルを使うとベックマンの艶感はなくなってしまいます。

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いつもならデリケートクリームは使わないのですが、今回は特別です。
ベックマンですから。(意味不明)
靴クリームの前にデリケートクリームを塗ります。
デリケートクリームが乾いたら靴クリーム、そしてここ最近お気に入りのワックスをつま先に塗ってみました。
下の画像でつま先が妙にテカッているのがわかりますかね。

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そして靴紐を通して完成です。
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ビフォーアフター比較

上の写真はホワイトバランスのせいで最初の写真と色味が違っているので、ビフォーと同じ環境において撮影してみました。

ビフォー
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アフター
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履きジワがかなり消えました。
そして見た目にもすぐわかるかと思いますが、艶々ぷるぷるしていますね。

一つ一つの作業は単純で、しかも一つの作業で得られる差はほんの少しだけです。
でもそのほんの少しの差が積み重なると、最後には大きな差になるということでしょうか。

あー疲れたー。明日はベックマンで散歩しちゃうぞ!

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