トレーディングポストのサイドゴアブーツを手に入れました。
ヤフオクで中古での購入になりますが、私には分不相応な逸品です。
トレーディングポストといえば主にアメリカ、ヨーロッパの「本当によい靴」だけを販売しているインポートシューズのセレクトショップで、トレーディングポストオリジナル商品でも新品だと4万~5万円くらいはします。
いかにも大人の靴って感じで、ジャケットや襟の付いたキレイ目のシャツとかが似合いそうです。
ですが普段私が履いているのはワークブーツばかりです。
デニムを合わせたラフな格好ばかりで、トレーディングポストみたいなオシャレな靴に合わせる服と人柄を持ち合わせていません。
なのにどうして落札しちゃったのか。どうして買ってしまったのか。
カッコいいからです。
似合う似合わないは別問題として、カッコいいから買ってしまった。
ただそれだけです。
まずはいつも通りのお手入れ
【ブーツライフ】素人でもできるレザーブーツのお手入れ(メンテナンス)
素人でもできるブーツの簡単な手入れ(メンテナンス)を大雑把に説明します。スムースレザーだってスエードだって、お前さんならできるできる!
以前に書いた記事でも私なりの手順を紹介していますが、以下の手順で進めていきます。
- ブラッシング
- ステインリムーバーで汚れを落とす
- 手洗いクリーニング
- 乾いてからクリーム等で保革
今回のお手入れに使うケアグッズを画像に収めてみました。
問題のブーツの状態はというと、美品とまでは言えないまでも中古としては比較的いい状態です。
気になる箇所はつま先の擦れとゴム部分の汚れです。
他にも履きジワや色褪せなど細かい部分も気になりますが、明らかに汚れてるとわかってしまうゴム部分が目立ちますね。
素材はバインダーカーフで、元から艶感があります。
ですが今回は新たに入手したサフィールのビーズワックス(画像の缶入りのもの)を試してみたくて、つま先だけ鏡面仕上げというものに初挑戦してみます。
そして結果は惨憺たるもの
そして仕上がったのが下の画像です。
ゴムの汚れはどうも前所有者がお手入れに使ったクリームに汚れが付着したものだったようで、水洗いだけでは落ちませんでした。
ですので試しにステインリムーバーを使ってみたら見事にキレイになりました。
左足のゴム下あたりに見える革の色褪せは、手入れの度にクリームで補色していくともっとキレイになると思います。
ですが一度のお手入れで強引に補色すると革への負担が大きいかもしれないので、今回はここまでにしておきます。
履きジワについては思ったように消すことができませんでした。
もしかするとバインダーカーフという素材由来のもので、洗い後に伸ばした程度では消えないのかもしれません。
これは次回の課題にしたいと思います。
さて問題の鏡面仕上げ挑戦の結果です。
つま先の擦れは鏡面仕上げにすることで光の屈折作用を利用して目立たなくさせようと目論んでいましたが、さすがに初挑戦で大成功とはいかないですね。
難しいです。
問題の鏡面仕上げにしても、全然鏡面に仕上がっていません。
ただのワックス仕上げになってしまっています。
はい、失敗。解散!
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