(イラスト:櫻日和鮎実 「あるじとしつじ落書きまとめ」~pixivより)
ウェブで読める「pixivコミック-ARIA」にて、今年の7月から連載が始まった「天使と半ズボン」とその作者・櫻日和鮎実さんについて書いてみようと思う。
まず作者の櫻日和鮎実さんについて。
「第2回講談社まんがスカウトFes」にてARIAチャンピオンを受賞。
受賞作「伯爵は少年メイドがお好き」が月刊ARIAに掲載されデビュー。
『伯爵は少年メイドがお好き』櫻日和鮎実|ARIA|講談社コミックプラス
その昔、暗い森の奥に魔物が棲みつく古い洋館がありました。館主はヴァンパイア伯爵。仕えるメイドは人間の少年でドS、伯爵は美少年好きのドMでした。
人気を博しつつも内容的に少女漫画としていかがなものかと物議を醸す。
その後読み切りにて「天使と半ズボン」が2回掲載される。
これまたいかがなものかと物議を呼んだそうだが、今年2016年7月から「pixivコミック-ARIA」にて無事「天使と半ズボン」の連載が始まる。
「天使と半ズボン」について。
分類されるジャンルとしてはギャグ漫画。ネタバレになるのでここで内容についてはあまり多くは触れないものの、「デカラビア」という名の人物(実際には悪魔)が登場するくらいなので、少女漫画として掲載されるのはいかがなものかとなったのもうなずけるだろう。
なお「デカラビア」は悪魔学における悪魔の一人で、決して性的な意味での命名ではないらしい。
詳細はwikiなどで確認していただきたい。
⇒「デカラビア」
どんな絵を描くのかは実際に見てもらった方が早い。
この記事のアイキャッチ画像にも彼女のイラストを使わせてもらったのでご覧いただける。
ギャグ漫画としてはキレイで上手いとしか言いようがない。
漫画になるとどうなるのかは、下のリンクから読んでいただける。それも無料で。
周囲の反応
2ちゃんねるで見つけた評価には
「櫻日和鮎実って人全く知らなかったからtwitterログをググったらなんか痛い人だな」
というものがあった。
確かにツイッターでは一日に一回は「ちんちん」と呟くような人ではあるものの、作品の内容については概ね面白いという評価をよく目にする。
カミエルとデカラビアが出会ったその瞬間から鮎さんフルスロットルで腹筋が逝く。ハニエルちゃんも癒やしで可愛いけど僕は断然カミエル様。僕も見事なハイキック食らってクソ虫ごちそうさましたい。あと個人的ツボはカミエル様、一人称が俺なのがいいですねグヘヘ。面白うござった!!#天使と半ズボン
— 夜酔雨 (@yayoiame) 2016年3月7日
天使と半ズボン面白かった…。かなり面白かった(満足)伯爵は少年メイドもとても好きな作品だけど、また違う話で読んでみたいなぁ。 #天使と半ズボン
— 小鳥遊 (@Mary_Takanashi) 2016年4月29日
雑誌類整理してて天使と半ズボン読み返してたけどやっぱりこのカミエル様の表情めちゃくちゃ興奮するからデカラビアいいぞ!もっとやれ!って感じです☺️ #天使と半ズボン pic.twitter.com/2Xpg2AmBSa
— かお (@kmdr__) 2016年6月12日
このように当ページには載せきれないほど多くの人が面白いと評価している。
いろいろ大変かと思うが、彼女にはぜひこれからも前向きに頑張って欲しい。
櫻日和鮎実さんを斬る
さて、ここまでは歯に衣を着せつつの評価だったが、ここからは私的な本音で行きたいと思う。
先にも書いた通り、彼女の描く絵はキレイで上手い。
ギャグ漫画を描かせるだけではもったいないと思うほどだ。
だが漫画家とイラストレーターあるいは絵描きは違う。
これは小説家と書家が違うのと同じだ。
小説家であれば文字という記号を用いて、物語を紡ぐ。
漫画家は絵という記号を用いて物語を紡ぐものだと私は考える。
もちろん小説だって美文などが評価されるのと同様に、漫画だってキレイで上手い絵は見やすい=読んでもらいやすいということに繋がるのだから、絵の上手下手は重要な要素ではある。
だが要素であってもメインではない。
これは漫画というものに対する自分なりの考えであって、何が正解とは言えないけども、私としては彼女にはただ絵がキレイなだけ上手いだけの人で終わって欲しくはない。
ぜひこれからも頑張って面白い作品を描き続けて、優れた漫画家と言われる一人になって欲しい。
私的な櫻日和鮎実さんのプロフィール
昨年10月に東京で待ち合わせたモンハンの狩り仲間。
その時の記事はこちら。
目の周りがアイメイクで黒く背が小さいので、ルーニー・マーラが演じる「ドラゴン・タトゥーの女」リスベット・サランデルをおしゃべりにすると、たぶんこんな感じだなって人。
ツイッターでは一日に一回は「ちんちん」と呟く。
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